2026/09/25 20:08
雨がつくる、屋久島の表情
1ヶ月に35日雨が降るといわれる屋久島ですが、
7月は、数十年ぶりに、1か月近く雨が降らない日が続きました。
いつもなら豊かな水をたたえている川や滝も、
少しずつ水量が減り、いつもとは違う表情を見せていました。
そして9月。
台風がやってきて、今度は記録的な大雨に。
雨が降り続いたあとの屋久島では、川も滝も一気に水量を増し、
山から流れ出す水の力を目の前で感じました。
こちらは、雨がほとんど降らなかった頃の滝と、大雨のあとの滝。
同じ場所とは思えないほど、表情が違います💧

大雨の翌日には、あれだけ降った雨が嘘のように水が引き、
いつもの景色に戻っている場所もありました。
一方で、山では土砂崩れなどの影響で、しばらく入れなくなった場所も。
自然は、ただ美しく穏やかなだけではない。
私たちの暮らしを支えてくれる水も、ときには大きな力となって現れる。
そんなことを、改めて感じた9月でした。

山に登り、祈る「岳参り」
そんな自然とともに、長い時間を暮らしてきた島の人たち。
今年はご縁があり、秋分の日に行われた「岳参り(たけまいり)」に参加させていただきました⛰️
岳参りは、集落の代表者が山に登り、五穀豊穣や里の安寧、山の神への感謝を祈る、
屋久島に約500年続く伝統的な行事です。
山に入り、祠の前で祈り、自然の恵みに感謝する。
実際にその場に身を置いてみると、
「自然を大切にする」という言葉だけでは表せない、
自然と人との関わりを感じました。
自然の恵みを受け取りながら、ときにはその力を畏れ、
それでも山とともに暮らしていく。
自然の大きさを受け入れながら、どう共に生きていくのか。
岳参りを通して、そんなことを改めて考えさせられました。

屋久島で、何もしない時間
自然とともに生きることについて考えさせられた9月。
だからこそ、屋久島では「何かをする」だけではなく、
ただ自然の中で過ごす時間も、ぜひ味わっていただきたいと思っています。
海や川で水に触れたり、森の中で木々の音を聞いたり、
ただ景色を眺めながら、ゆっくり過ごす時間も屋久島の楽しみの一つです🌿
何か特別なことをしなくても、自然のそばにいるだけで、
少し呼吸が深くなるような時間があります。
hana_reでは、そんな屋久島でのゆっくりした時間に寄り添うワークショップを開催しています。
香りや五感を通して、ゆっくり身体に還っていく「屋久島インナージャーニー」と、
屋久島の香りを使って、自分だけの香りをつくる「ルームフレグランス作り」。
屋久島で、深呼吸するような時間を過ごしに来てくださいね。

屋久島で感じたこと、見つけた風景を、
これからも少しずつお届けしていきます。
みなさまの毎日の中にも、
ふと深呼吸したくなるような時間がありますように🫧
